小笠原ブログ
プロドライバー交通安全総決起大会
2019-07-16


7/13(土)に愛知県トラック協会尾東支部においてプロドライバー交通安全総決起大会が開催されました。
弊社からは2名参加させて頂きました。
優良運転者表彰では6名の方が金賞を受賞されていました。
金賞とは15年以上無事故無違反の方に贈られる賞なのです

ドライバーさんとして毎日ハンドルを握っているのになんて長い間無事故無違反で安全に運行をされていたんでしょう・・・
心を込めて拍手をさせていただきました



講演会の話を少しさせてください。
今回の講演は、3年ほど前に一宮で交通事故の犠牲となった小学四年生の男の子のお父さんが壇上に立ってお話をしてくださいました。
内容は、言葉では上手に表現出来ませんが「交通事故遺族の悲痛な叫び」でした・・・。
仕事中に!!運転中に!!
ポケモンGOをやっていて、犠牲になった男の子達が横断歩道にいたのを認識していたのに止まらなかった加害者男性。
ほんの数秒タイミングが違えば今も生きていて中学生になって部活や学校を楽しんでいただろう男の子の生前最後の写真は新聞に載っていたものではなく、通学団の集合場所でたまたま女の子のお母さんが撮影していた犠牲者の男の子の後ろ姿でした。誰もがその数時間後に事故にあうなんて思ってなかったでしょう。
事故の背景、事故の瞬間の状況、職場に電話があったときから病院にかけつけてからの家族の言葉、犠牲者の男の子の亡くなる瞬間、家族みんなの無念と悔しさ
耳に入る話の全てが心が痛くなるお話でした。
テレビや新聞では見えてこない聞こえてこない貴重なお話を聞かせていただきました。
ながら運転は絶対にだめです

12月からは罰則も厳しくなります。
スマホはもちろんナビやオーディオの操作もだめです

一瞬の気のゆるみが取り返しのつかないことになる事が実際にあることを教えていただきました。
小牧警察署長のお話から一部をここで記載させて頂きます



愛知県の7/11時点での交通事故死亡者数は65名となり前年比は-34名とかなり犠牲者は減っていますが、未だにワースト上位から抜け出すことは出来ず全国ワースト3位が現状です。
小牧市内では、つい最近1名の高齢の方が交通事故の犠牲となっています。
小牧の交通事故キーワードは
自転車
高齢者
交差点
です

自転車の事故は、車とは違い生身の体が表に出ている為怪我の程度も重症になりがちで重大事故に繋がりやすくなります。
また、運転する方の交通ルールのマナーの悪さが目立つのも特徴です。
小牧市では交通ルールのマナーの悪さを改善し、事故を一件でも減らすために4月から今までと違った自転車の取り締まりを強化しています。
変更前
注意指導

変更後
即赤切符(罰金)

自転車だから大丈夫といった考えは捨てて、自転車は軽車両であり道路交通法にそった運転をしなくてはいけないことを再確認してみてください

高齢者の事故も多く発生しています。
日照時間が長くなり、夕方にお散歩している歩行者の方が多くなる時期になります。
早めのヘッドライトの点灯をお願いします。
小牧で起こった一人の犠牲者を出してしまった交通事故も高齢の歩行者の方の事故でした。
横断歩道では歩行者優先を徹底しよう

道路交通法38条は、「横断歩道を渡っていたり、渡ろうとしていたりする歩行者らがいるとき、車両は直前で一時停止をしなければならない」と定めていますが、ほとんど守られていません。
横断歩道では歩行者が優先であるというのは、マナーではなくルールなのです。
運転するときには「横断歩道は歩行者の聖地である」という意識を持ち、横断歩道の近くに歩行者がいたら一時停止をして歩行者の横断を妨げないようにしてください。
運送会社として、一般ドライバーさんの見本となれるような運転を目指してこれからも日々精進して参ります

